
陽咲~ひなさく~
第1章 陽
「ひなー学校遅れるってば。もう私先行くから」
「チッ。」
入学式。初っ端だからオシャレをして行こうと髪をセットしているとそんな声が。
俺は舌打ちをしつつ急いで準備をし、咲桜の元まで駆け寄った。
「おはよ。」
そう俺が声をかけると、
「おはよう」と振り返って俺を見る咲桜。
咲桜は、サラサラストレートの髪にパッチリ二重のぱっちりした目。ま、一言で言うと『かわいい 』
俺がそんなことを考えていると、
「ぇ…。てば…。ねぇってば!ひな!聞いてる?」
「…あ?」やべぇ。咲桜が何言ってたか聞いてなかった
「もう!今日入学式終わったらひなの家にいくからご飯は私が作る」
そう言う咲桜はほっぺを膨らませ、いつも話聞いてないんだから。とぶつぶつ言い、歩いている。
学校に近づくにつれ、同じ制服を着たやつらが増えてきた。
『 なぁ、あのコ可愛くね?けど、隣彼氏…?俺らじゃ適わねぇ…。』
『 あの人イケメン!!…けど隣彼女…?私たちじゃ無理だよ。』
そんな声がパラパラと聞こえてくる。
そう。俺『山崎 陽向』は自分で言うのもあれだが、顔はいい。そのおかげか女に不自由したことは無い
初体験だって中学の時だ。
しかし、俺の幼なじみ。一緒に登校してきた奴『中野 咲桜』は俺の気持ちに気づきやしない。むしろ恋愛感情なんて1ミリも持ってないと思う。その証拠に、
「あ〜陽向は女の子にモテモテでいいな〜。私なんてちっともモテないんだけど!陽向ばっかずるい」と。
いや?キミはモテるんですよ?男から俺は邪魔者扱いされてるんですよ?自分の可愛さに気づけアホ!
「チッ。」
入学式。初っ端だからオシャレをして行こうと髪をセットしているとそんな声が。
俺は舌打ちをしつつ急いで準備をし、咲桜の元まで駆け寄った。
「おはよ。」
そう俺が声をかけると、
「おはよう」と振り返って俺を見る咲桜。
咲桜は、サラサラストレートの髪にパッチリ二重のぱっちりした目。ま、一言で言うと『かわいい 』
俺がそんなことを考えていると、
「ぇ…。てば…。ねぇってば!ひな!聞いてる?」
「…あ?」やべぇ。咲桜が何言ってたか聞いてなかった
「もう!今日入学式終わったらひなの家にいくからご飯は私が作る」
そう言う咲桜はほっぺを膨らませ、いつも話聞いてないんだから。とぶつぶつ言い、歩いている。
学校に近づくにつれ、同じ制服を着たやつらが増えてきた。
『 なぁ、あのコ可愛くね?けど、隣彼氏…?俺らじゃ適わねぇ…。』
『 あの人イケメン!!…けど隣彼女…?私たちじゃ無理だよ。』
そんな声がパラパラと聞こえてくる。
そう。俺『山崎 陽向』は自分で言うのもあれだが、顔はいい。そのおかげか女に不自由したことは無い
初体験だって中学の時だ。
しかし、俺の幼なじみ。一緒に登校してきた奴『中野 咲桜』は俺の気持ちに気づきやしない。むしろ恋愛感情なんて1ミリも持ってないと思う。その証拠に、
「あ〜陽向は女の子にモテモテでいいな〜。私なんてちっともモテないんだけど!陽向ばっかずるい」と。
いや?キミはモテるんですよ?男から俺は邪魔者扱いされてるんですよ?自分の可愛さに気づけアホ!
