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やさしく愛して 「改訂版」

第1章 やさしく愛して 「改訂版」

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 恒さんが、やっと、わたしのあそこから、離れてあがってきてくれた。
 「霧子さん
  強引にして
  ごめんね」
 「ううん
  はじめは
  恥ずかしかったけど
  気持ちよくて
  嬉しかったわ」
 「それなら
  よかった
  もう
  入りたいんだけど
  いい?」
 「ええ
  ください」
 恒さんは、じゃあと言って、わたしを、優しく抱きしめて、少しずつ少しずつ、入ってくれた。
 入ってからも、ゆっくりゆっくりと、動いてくれる。
 わたしは、こんなに優しく愛してもらうのは、初めてだ。
 でも、動きは優しいのだけど、恒さんのあれは、すごく固くなっている。
 恒さんの動きが優しいので、それがよくわかるのだ。
 恒さんが、わたしを好きだと思ってくれているのが、はっきりと伝わってくる。

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