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やさしく愛して 「改訂版」

第1章 やさしく愛して 「改訂版」

         9

 わたしは、上着は脱いで、下着のままで寝ていたので、恒さんも、下着のうえから、胸を撫でてくれる。
 「恒さん
  脱ぎたい」
 「そうだね」
 わたしは、裸になった。
 恒さんも、裸になってくれた。
 あらためて抱きあい、恒さんが、キスを続けてくれる。
 そして、恒さんが、乳房を撫でてくれる。
 優しく優しく、撫でてくれる。
 わたしは、乳房は揉まれるものだと思っていたので、恒さんの、優しい撫で方が、嬉しかった。
 掌で乳房を撫でながら、指で乳首を撫ではじめた。
 「恒さん
  気持ちいい」
 「私は
  激しいのは
  嫌いだから
  ソフトにするけど
  いい」
 「うん
  優しく
  愛して」
 恒さんが、乳首に、唇をつけた。
 そして、唇で乳首を挟んだまま、舌で優しく撫でてくれる。

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