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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第22章 性交処置

黒木先生が、淫らな香りのアロマオイルを垂らして、乳首を中心に全身をマッサージしていく。





『はぁーっ…。ああ…んんっ。』





時々、耳を舐めたり息をかけたりされて、私の体がどんどん敏感になってく。





『はーーっ…はぁーっ…』





テクニシャンな手技に声を抑えられない。






体がふわっとして " き も ち い い "





「美優ちゃん、リラックスしたまま聞いて。性交処置のアドバイスをするから。」





黒木先生はマッサージの手を止めずに





「女の人が処女を喪失するときは痛くて当たり前。痛くても大きな声で叫ばないで。叫んだりしたら男は引いちゃうから。」






『…はい。』







「いろんな体位になるだろうから、落ち着いて桜庭先生のリードに委ねて。足はしっかり開いてて。」







『…はい。』






「ちゃんと避妊してるから妊娠の心配は必要ないからね。」







『黒木先生ーー…。』







「さっき痛み止めの座薬をお守りとして挿入しといたから大丈夫、痛くはないよ。」







『黒木先生ーー…。』







「きっと上手くいく。さあ、そのドアを開けて桜庭先生のところへ行っておいで。」









私は、産婦人科ラブルームに繋がるドアを開けた。










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