無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「美優ちゃん、どうぞ。あれあれ？内田くんは一緒じゃなかったの？」




『一緒だったけど先に帰っちゃった』





「利尿剤効いた？おしっこいっぱい出た？」




『うん』




「お腹触らせてね。ごめんね」




『ペチャンコでしょ？』





「ペチャンコだね。これからレントゲンを撮るんだけど、一度目は普通に撮影して二枚目は造影剤っていうお薬を注射してから撮影するね。アレルギーはなかったよね？」





『ない』





「造影剤で気分が悪くなったらすぐに教えて。検査中はすぐそばにいるから」




『うん』




「この検査着に着替えたら、検査台の上に仰向けに横になって待っててくれる？」




『はぁい』