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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第28章 お仕置きは手術のあとで

導尿の管が気になってしまい
いけないとわかっていながら
私の左手は下の方へいっていた。






『…きもち…いい…はあっ…。』






天井にカメラがあることをすっかり忘れ
赤い蕾で感じていた。





『…はぁ…いい…きもちいい。』






あとわずかでクリイキしそう…。
だめ。イクっ…。だめ。





「ちょっと、みーう。その左手はなに?
どこを触ってたの?」





手を止めて部屋の隅を見ると、桜庭先生が困った表情を浮かべながら腕組みしていた。







「どこ触ってたの?」








『…それはあの。』







どうしよう…。見られちゃった。






「病院でオナニーするのやめてくれるーー?
何年も医者やってるけど、病院で
そんなことしたの美優だけだよ。
そんなことして恥ずかしいと思わないの?」







『し、してないよ。そんなこと。
するわけないじゃん。』








「カメラに全部撮されてるよ。」








証拠握られてる。




逃げ道がない。









「保護室にいるのに反省できないなら、おいで」







私は、おしっこの管をつけたまま手を引っ張られナースステーションの前に連れてこられた。








「ここで正座して、反省しな。」







『でもここみんなが通るし。おしっこが管から出てるところを見られるのは恥ずかしいよ。』








「別にここでオナニーしなさいって言ってるわけじゃないんだから正座くらいできるでしょ?」






『…でもぉ。』







「正座してしっかり反省してからじゃないとお仕置きが始められないよ。美優は、ずっと保護室にいるつもりなの?」







『…そんなぁ。』






「保護室で拘束されたままでいいのね?よく考えてごらん。」







『よくないよぉ。拘束されたくないもん。』





「じゃあどうするの?」





『正座する…。』





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