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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第34章 I love you (2)

トントン






「美優。入るよ」







『コンコンコンコンコンコンコンコン…
どうしよう。咳が…止まらなくなっちゃって。』








「苦しそうだな。」







『それで、コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン…それで採血結果はどうだったの?』










「しゃべらない方がいい。すぐに吸引とネライザーの準備するから。」












桜庭先生は、枕元のナースコールを押して








「美優の処置するんで、太さ16Frで長さ30cnの口腔吸引用のカテーテルを持ってきてください。それとネプライザーと薬液もお願いします。」と、成井さんに依頼した。















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