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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第46章 眠れる森の美優*(2)






「美優ちゃん、僕なんかが主治医だったせいで
助けてあげられなくて本当にごめん。」


安楽死という大きな決断をしたあと
自分の無力さを痛感し、医者としての敗北感と
人としての喪失感を同時に味わった。





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