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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第6章 膀胱鏡検査

★検査室



「脇坂先生、遅れてすみません。美優ちゃん連れてきました」




「あ、お疲れさま」





「美優ちゃんお預けします。じゃあ頑張って」





手を降りながら内田くんだけ検査室から出ていった。




「美優ちゃん、何かあった?約束の時間より少し遅かったから。心配したんだよ」





『ごめんなさい…』




「膀胱鏡の検査、大丈夫かな?心の準備はできてるかな?」




『大丈夫。今日は最後までできるっ』




「無理しなくていいからね。今日もできるところまででいいよ」




『うん』




「それじゃあ下着を脱いだらカゴにいれて診察台に上がって。ブランケット使ってね」





『はい』




「僕はカーテンの外にいるから」





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