注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第13章 心理的反応
『もう二度と注射はやだからねっ』
「わかったから。お熱が下がるように大人しくしてて」
『大人しくしてるよ。暇だけど』
「えらいね。えらいえらい」
『先生の今日予定は?』
「僕?僕も暇だよ。今日は美優ちゃんの外出に付きあうつもりだったから」
『ねぇ、もう一度体温はからせて』
「今日は無理。あきらめて」
『あーあー。ツイてない』
「僕は図書館にでも行こうかな〜」
『もう帰っちゃうの?』
「帰るよ。御大事にね」
『じゃあまた明日の朝きてね。バイバイ』
「バイバイ」と、脇坂先生の足取りが軽いのが癪に障るけど、痛い注射もしたことだし、明日の朝の診察に期待しようっと。
「わかったから。お熱が下がるように大人しくしてて」
『大人しくしてるよ。暇だけど』
「えらいね。えらいえらい」
『先生の今日予定は?』
「僕?僕も暇だよ。今日は美優ちゃんの外出に付きあうつもりだったから」
『ねぇ、もう一度体温はからせて』
「今日は無理。あきらめて」
『あーあー。ツイてない』
「僕は図書館にでも行こうかな〜」
『もう帰っちゃうの?』
「帰るよ。御大事にね」
『じゃあまた明日の朝きてね。バイバイ』
「バイバイ」と、脇坂先生の足取りが軽いのが癪に障るけど、痛い注射もしたことだし、明日の朝の診察に期待しようっと。