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気象系黄色ちゃん受けの短編集

第2章 180゚ 続(SN)






「…もう!へんったい!」





パァァンッ!!







え……和…強くね……?





ぶっ倒れて動かなくなるそいつを見て

俺も和もキョトンとする





「えっ、ねぇ、大丈夫…??」



和が周りをキョロキョロすると

その辺に倒れてたヤツらは震え上がってる。。。






「すいませんでしたァ!!」


「許してくださいィっ」





「も、もうあんなことしないでください…(泣)」


「次やったら殴っていいかんな、和」






奴らをほっといて2人で廃工場を出る。





「助けてくれてありがと」




「おう」





「櫻井くん強いんだね…」





「和の方が強えーよ(笑)」




「だって怖かったから…力入っちゃった…」





「もう見下されなくて済むな(笑)」



「だといいけどね(笑)」








和をバイクの後ろに乗せて家まで送ってやろう





「乗りな」


「うん!」




背中に和の体温を感じる



この街で一番のコンビが誕生したような気がして

俺は上機嫌でバイクを飛ばした。






end










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