気象系黄色ちゃん受けの短編集
第5章 夕日と君(MN)
俺はカズの細くてエロい腰を両手で押さえつけて
激しくナカを突いた。
「やぁっ、ぁっ、んあっあぁ…っ///」
「カズ…っ、愛してる…ッ…」
「じゅんッ…はぁっ、あッ、あぁッ///」
あまりにも快楽すぎて何も制御出来ない。
突かれて揺さぶられる度
カズは悲鳴にも似た啼き声を出す
「あぁっ、も、イきそッ…ぁぁっ…///」
「俺も…っ…はぁっ……一緒に…ッ」
より一層スピードを速めて
カズの気持ちイイとこに向かって一気に突いた。
「んあっ、んんっあっあっ、イく…んっっ…///」
大きく体を反らしてカズが果てた。
同時に俺もカズのナカに吐き出す。
ずるりとモノを引き抜いても
カズは小さく震えて快感に耐えていた。
「…っはぁ……じゅん……ギュッてして…」
俺はカズの身体を起こし
膝の上に座らせて小さな背中を抱きしめた。
「週末は会える?」
「うん…翔が出張だからお泊まりできる…」
「ほんと?楽しみにしてる」
シャワーを交代で浴びて
俺が出る頃にはカズは身支度を済ませていた。
玄関まで見送って、
別れ際にキスするのがいつもの流れ。
「愛してる…」
そう言い残して帰っていくカズ。
手に入れられない存在なのに
どんどん俺の色に染まっていく。
いつか…誰にも隠さず愛せる日が来るのかな…
そんな日は来ないかもしれない。
でも…それでもいいから
上手くいってるうちだけでもいいから
あの子をこの腕で包んで可愛がりたい…。
次会う時もまた、このイケない関係に
満足感と背徳感を覚えるのかなと思う。
空っぽになった寝室へ戻ると、
さっきまでカズがいたベッドに
夕日が差し込んでいた。
そのオレンジは
またあの子に会いたくなる色だった。
end