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機動戦士ガンダム~サナトリウム~  

第1章 プロローグ

宇宙時代。
宇宙には幾つものスペースコロニーが建造され、人々は生活の拠点を宇宙に移し、そこで子を産み育て、そして死んでいった。

コロニーの政治は各国の代表から成る政権が統治していたが、元々は違う国の人々が集う政権は意見の対立などから次第に分裂し、連邦政府軍と独立帝国軍との宇宙戦争に発展していった。

この大規模な宇宙戦争は全人類の半数を死に至らしめるという最悪な結果に終わった。

そこには勝者も敗者もなく、人々は大切なものを失ったという悲惨な結果だけが遺り、人々は自らの行為に恐怖と絶望するしかなかった。

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