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果てなき場 ~ boundless field ~ ①

第3章 展開

幅が一ミリの四掛ける十のマイナス二十乗 すなわち四千垓分の一ミリの幅で 円ように閉じて輪のかたちで回っているエネルギイが極小の波動です これを空間の要素とよびます
四百億個の空間の要素が円の軌道を回っているのが粒子です すなわち電子 陽子 中性子なのです 四百億個の要素は円のように閉じた軌道を回っていますが回る起点を持ちません すなわち角速度を持たないので輪が回っているのと同じです
宇宙空間は要素すなわち強固に閉じたエネルギイとよわいエネルギイ強度であるゆらぎで構成されていると言えます 要素は極小ですから観測するこはできないし まったくどんなものとも反応することはありません
普通の人類は空間が曲ると思っていますが誤りです 空間は模式的に表現すると流体と同じです 水中を空間にみたてれば水中の水が曲がらないのは自明でしょう 空間も同じことなのです
普通の人類は宇宙が鞍型や双曲の形をした宇宙だと思っていますが 誤りです
宇宙の大域的な姿 全体の形は薄い円盤型です 宇宙の直径はおよそ百二十二億光年年です 宇宙は有限そのもので無限ではありません 宇宙の寿命はあと八十億年程度です 宇宙の開闢からでは二百二億年です 現在は開闢から百二十二億年ほど経っています
では 宇宙とは絶対的にどんなものなのかを説明します
超人類は無限公理によって絶対場が存在することに至りました.
ではまず無限公理について説明します

果てがないとゆうことは曲がりがまったくないとゆうことでなければならない すこしでも曲がりがあると必ず閉じてしまうからです 曲がりがまったくないならまったいら完全平面であるから
無限は完全平面である

無限は無限としてどこをとっても完全同一であって連続ではない
無限はどの向きにも等価であるので完全平衡である
無限はどの向きにも果てをもたないので無限大と無限小は無限として同一である
これらのことから
無限とは絶対状態でなければならない
真の無限はこの絶対状態であり絶対状態である無限の場 絶対場が存在している
とゆう結論に至りました

普通の人類は無限を集合にすると矛盾するとゆう事を問題にしましたが
集合は集合とゆう名前の入れ物ですから 果てのないものを限りのある入れ物にいれることはできないし 無限は絶対状態ですからただひとつであって二つは成り立たないものなのです

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