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「ありがたいことに、俺は霊の声が所々しか聞き取れないから目線さえ合わせなければ霊的に見えていないと、認識されるらしいんだ」



「そんな曖昧なもんなんすか？」



白馬は少し疑った目でペガサスの能力を疑う。



「ま～…長年の勘だな…確証はねぇよ？そう言う霊が多かったってだけだ」



煌太も白馬も見えていなのだからペガサスの言うことを信じないと話は進まないと思った。



「で、その坊さんを何故…“邪守護”と？」



煌太は成小坂に憑いていた坊さんに話を戻す。



「名前は――――…聞かなかったから分からんが…ど～にも、成小坂との会話や考え方で俺が勝手に“邪守護”って言ってたんだ。まぁ、成小坂も否定はしなかったから…危ない所も度々あったんだと思うんだ」