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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第4章 女子大生殺人の件


「だよな~、初めは俺も成小坂が元々熊田の事が好きでストーキングしていたって思ってたんだ!

しかし、成小坂は“ゲイ”だ!女には興味がない!」


“ゲイ”と聞いて煌太は今の成小坂の顔を確かめようと事件記事に載せられた彼の顔を確認した。


「“ゲイ”…ねぇ…、写真じゃわかんねぇなぁ」


記事の写真は前髪は長く、物静かにヌボーっと立っている姿だった。


「見た目で“ゲイ”か“ノーマル”かなんて…判別できないって。それに、成小坂本人が“ゲイ”だと気づいたのは――――最近だ」


ペガサスはため息をつくとタバコに火を点けた。


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