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テレフォン -約束-

第6章 灰色の記憶




・・・・何故なら


アナタが

寂しいよ… 悲しいよ… 辛いよ…
寂しいよ… 悲しいよ… 辛いよ…


って、何回、何度、言っても


“もう、シゴトに行かないから”って…


“約束”はしないよ?


寂しいよ…?悲しいよ…?辛いよ…?


・・・・ね?


・・・・ね?


って、寝顔の頬にキスをしました


だから


・・・・ね?


本気にさせないでね?


本気にならないでね?



もう一度、頬にキスをしてアナタの温もりの中、眠りにつきました


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