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テレフォン -約束-

第7章 極彩色の万華鏡




・・・・日常と非日常の交差

アタシは飛べない蝶だから、気球に乗って景色を眺めているようで、黒く塗りつぶしたココロは…


花束の原色が降り注ぎ


夜景の原色が降り注ぎ


そんな気球に乗ったアタシを“まー君”は雲母のシーツに導きました



耳元でそっと“りお、ずっとずっと大切にするよ”って、後に







“りお、結婚して2人で僕の田舎に帰ろう”







それは、プロポーズでした

それは、“まー君”からの新しい“約束”でした


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