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テレフォン -約束-

第7章 極彩色の万華鏡




 損傷 痙攣 麻痺


アナタのココロの本当の傷口の深さを知りました

 違う…知らないフリをしてたんだ…
 

そんな“月光の下”で都会の見えない星に願い事をするように
アナタがアタシを待っていた姿は

ギロチン台で泣き叫び、喚き叫び、断末魔で絶叫している

冤罪を被らされた善人の命乞いのようにも見えました


「ホワイトソースのオムライスね」

「また、作ってあげるからね」って、そんなアナタの頭を撫でるしことしかできませんでした


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