Happiness day
第18章 Song for you
「翔…ごめんな?」
家に帰って来ても智は謝り続けた
ソファーに並んで座り、そっと抱きしめてくれる
「もう謝らないでよ。俺にも悪い所があったんだから」
「いいや、翔は悪くない。
松潤に言われて気が付いたよ…
俺がされて嫌な事は、翔だって嫌だよな?」
「それはそうだけど。でもね?俺が弱かったんだよ」
「弱い?」
智が俺の顔を覗き込む
「うん…自分よりも二宮さんの方が智くんにはお似合いなんじゃないか、なんて考えちゃって…」
「なんでそんなこと…」
「だって、二宮さん可愛いじゃん。
それに才能だってある…
俺みたいに何もない人間より、智くんの傍にいるのに相応しいのかな、って…」
「ニノが可愛い?」
「うん。可愛いでしょ?」
「どこが?」
「どこがって…顔とか性格?人懐っこいし」
智が首を傾げる
「俺にはわかんね」
「は?」
「アイツの顔もだけど、性格も可愛いとは思ったことない」
「え、そうなの?」
「あぁ。俺が今、可愛いと思うのは、翔だけだ」
智に可愛いなんて言われると照れる…
「ほら…紅くなって可愛い」
智の手が俺の頬に触れた
「初めて会ったあの日も、俺の事を心配してる姿が可愛いなぁ、って思って好きになった
再会してからも、何事にも一所懸命な姿が可愛いなぁ、って、益々好きになった」
俺を見つめる智の眼差しが優しい
俺を想ってくれてるのが伝わってくる
「それに、翔にだって才能はあるぞ?」
「俺に才能が?」
何かあったっけ?
「俺のマネージャーとしての才能はピカイチだよ
俺をやる気にさせてくれるんだから
だから、ずっと俺の傍にいてくれ」
そっか…俺にもあったんだ、才能
智が認めてくれるなら、それだけで十分…
「うん。傍にいる」
家に帰って来ても智は謝り続けた
ソファーに並んで座り、そっと抱きしめてくれる
「もう謝らないでよ。俺にも悪い所があったんだから」
「いいや、翔は悪くない。
松潤に言われて気が付いたよ…
俺がされて嫌な事は、翔だって嫌だよな?」
「それはそうだけど。でもね?俺が弱かったんだよ」
「弱い?」
智が俺の顔を覗き込む
「うん…自分よりも二宮さんの方が智くんにはお似合いなんじゃないか、なんて考えちゃって…」
「なんでそんなこと…」
「だって、二宮さん可愛いじゃん。
それに才能だってある…
俺みたいに何もない人間より、智くんの傍にいるのに相応しいのかな、って…」
「ニノが可愛い?」
「うん。可愛いでしょ?」
「どこが?」
「どこがって…顔とか性格?人懐っこいし」
智が首を傾げる
「俺にはわかんね」
「は?」
「アイツの顔もだけど、性格も可愛いとは思ったことない」
「え、そうなの?」
「あぁ。俺が今、可愛いと思うのは、翔だけだ」
智に可愛いなんて言われると照れる…
「ほら…紅くなって可愛い」
智の手が俺の頬に触れた
「初めて会ったあの日も、俺の事を心配してる姿が可愛いなぁ、って思って好きになった
再会してからも、何事にも一所懸命な姿が可愛いなぁ、って、益々好きになった」
俺を見つめる智の眼差しが優しい
俺を想ってくれてるのが伝わってくる
「それに、翔にだって才能はあるぞ?」
「俺に才能が?」
何かあったっけ?
「俺のマネージャーとしての才能はピカイチだよ
俺をやる気にさせてくれるんだから
だから、ずっと俺の傍にいてくれ」
そっか…俺にもあったんだ、才能
智が認めてくれるなら、それだけで十分…
「うん。傍にいる」