無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

深いキスをする事自体は初めてじゃない
以前は彼女もいたし？それなりの事はしてる

なのに何でだ？凄く気持ちイイ…

キスって、こんなに頭がフワフワするくらい気持ちのイイものだった？

「んっ…ふ…」

キスの合間に漏れる俺の声…
やたらと甘ったるくないか？

そう頭の片隅で思っていても、智とのキスが気持ち良すぎて止められないんだ

「ん…さと、し…」

智の服を握りしめキスを求める

智はそれに応えてくれながら、右手の動きを再開させた

「ん、ぁ…」

背中が仰け反り唇が離れてしまった

「ぁ…ぃ、ぃ…」

抵抗する思考力は既に失われ、快感だけを素直に追い求める

「はっ…さ、とっ…」

左腕を智の首の後ろに回ししがみつくと、智は強く抱きしめてくれた

「イッていいぞ」

耳元で聞こえる優しい声
ドクンと心臓がなる

「んっ…い、くっ…！」

グルグル渦巻いていた熱を漸く放出する事ができた

イきたくてもイケなかったせいか、めちゃくちゃ気持ちイイ…

「はぁ…ん…」

力が抜け、ズルっと落ちた体を智の腕が支えてくれる

「大丈夫か？」

「だ…じょ、ぶ…」

「体冷えちゃったから、風呂入った方がいいな」

「ん…」

興奮してたから、そんなに体が冷えた感じはないけど、少し頭をクールダウンさせたい

智がお湯で体を洗い流してくれる

「ゆっくり温まってこいよ」

出て行く智はいつもと同じ…

智は平気なのかな、あんなキスしたのに…