Happiness day
第25章 夏疾風
「おばさん、ありがとうございます」
「本当、翔くんって礼儀正しくて上品よねぇ…
なんで智と付き合ってるのかしら?不思議だわぁ」
翔くんが初めて家に来た時から、翔くんはかあちゃんのお気に入り
もちろん、友達として紹介してる
で、気に入ってくれたのは良い事なんだけど…
キスを邪魔された俺は、ご機嫌ななめ
「いつまでいるんだよ…」
「あら?礼儀正しくない子
親の顔が見てみたいわ」
「今すぐ、洗面台に行って、鏡覗いてこいよ」
「はいは〜い、行って来ま〜す」
ドアに向かって歩き出すのを見てホッとする
「お邪魔してごめんなさいね?
しばらくは来ないから、ごゆっくり〜」
ドアを閉める直前、かあちゃんは振り返り、ニヤっと笑って部屋を出て行った
かあちゃん、本当は気がついてんじゃねぇの?
俺と翔くんの本当の関係
かあちゃんの足音が階段を降りた事を確認してから、翔くんを見た
「ごめんな?驚かせて」
「ううん…大丈夫…
ちょっとドキドキしちゃったけど…」
『ふふっ』って、恥ずかしそうに笑う翔くん
今度こそ…
翔くんの肩に手を置いて、ゆっくりと唇を押し付けた
離れた後の翔くんの顔は、さっき以上に真っ赤で…
何度キスしても照れちゃう翔くんに、俺は何度も惚れてしまう
そんな翔くんを抱き寄せ、耳元で囁いた
「旅行…楽しみだね?」
「うん…」
腕の中で小さく頷いた翔くんを、ギュッと抱きしめた
「本当、翔くんって礼儀正しくて上品よねぇ…
なんで智と付き合ってるのかしら?不思議だわぁ」
翔くんが初めて家に来た時から、翔くんはかあちゃんのお気に入り
もちろん、友達として紹介してる
で、気に入ってくれたのは良い事なんだけど…
キスを邪魔された俺は、ご機嫌ななめ
「いつまでいるんだよ…」
「あら?礼儀正しくない子
親の顔が見てみたいわ」
「今すぐ、洗面台に行って、鏡覗いてこいよ」
「はいは〜い、行って来ま〜す」
ドアに向かって歩き出すのを見てホッとする
「お邪魔してごめんなさいね?
しばらくは来ないから、ごゆっくり〜」
ドアを閉める直前、かあちゃんは振り返り、ニヤっと笑って部屋を出て行った
かあちゃん、本当は気がついてんじゃねぇの?
俺と翔くんの本当の関係
かあちゃんの足音が階段を降りた事を確認してから、翔くんを見た
「ごめんな?驚かせて」
「ううん…大丈夫…
ちょっとドキドキしちゃったけど…」
『ふふっ』って、恥ずかしそうに笑う翔くん
今度こそ…
翔くんの肩に手を置いて、ゆっくりと唇を押し付けた
離れた後の翔くんの顔は、さっき以上に真っ赤で…
何度キスしても照れちゃう翔くんに、俺は何度も惚れてしまう
そんな翔くんを抱き寄せ、耳元で囁いた
「旅行…楽しみだね?」
「うん…」
腕の中で小さく頷いた翔くんを、ギュッと抱きしめた