Happiness day
第27章 movin’ on
昨日と同じように、カズとジュンと遊んでいる雅紀
俺もその隣にしゃがんだ
「ジュンとカズ、元気だな」
柵の中に手を伸ばすと、ジュンが俺の方に寄ってきて戯れつく
「あれ?翔ちゃんも来たの?」
「ん、受付してきただけだから
講習開始までは、まだ時間あるだろ?」
「そうだけど…大野さんが翔ちゃんのこと待ってたからさ、話ししてるのかな、って思って」
「講習に来るの待ってたってだけだろ?
個人的に話があって待ってたんじゃないよ」
「そうかなぁ?
大野さん、翔ちゃん見た時、凄く嬉しそうに感じたんだけど…」
雅紀が首を傾げる
「だから、それは講習を受けに来たからだろ?
本当に来るかどうか、疑われてたんじゃないのか?」
「えー?それは無いよぉ
大野さん、翔ちゃんの事、信じてるもん」
大野さんに信じてもらえてる…それが本当なら嬉しいことだけど…
「…なんで雅紀にそんな事わかるんだよ」
「ん?わかるから?」
「だからなんで…」
「俺が翔ちゃんを信頼してるのと同じように、大野さんも翔ちゃんを信じてるよ
俺と大野さんは似てるからね?」
「似てる?」
「そう。普段から喋ることの出来ない動物と接してるだろ?
だから、感じることが出来るんだよ
相手がどんな性格で、何を思っているのか」
「え⁉︎お前、そんな特殊能力持ってたの⁈」
「特殊能力じゃないけど
動物に近い感覚を持ってるんじゃないかな?
犬好きな人は、犬もわかるっていうのと同じ」
「そうなんだ…じゃあ、俺もそのうちわかるようになるかな…」
ジュンに視線を落とす
「なるなる!ジュンの考えてること、わかるようになるって!」
「ふふっ…そっか…楽しみだな…」
「わんっ!」
ジュンの頭を撫でると、ジュンが嬉しそうに鳴いた
「それに、大野さんが考えてることもね?」
「え?」
「くふっ、楽しみ〜♪」
なにが?
俺もその隣にしゃがんだ
「ジュンとカズ、元気だな」
柵の中に手を伸ばすと、ジュンが俺の方に寄ってきて戯れつく
「あれ?翔ちゃんも来たの?」
「ん、受付してきただけだから
講習開始までは、まだ時間あるだろ?」
「そうだけど…大野さんが翔ちゃんのこと待ってたからさ、話ししてるのかな、って思って」
「講習に来るの待ってたってだけだろ?
個人的に話があって待ってたんじゃないよ」
「そうかなぁ?
大野さん、翔ちゃん見た時、凄く嬉しそうに感じたんだけど…」
雅紀が首を傾げる
「だから、それは講習を受けに来たからだろ?
本当に来るかどうか、疑われてたんじゃないのか?」
「えー?それは無いよぉ
大野さん、翔ちゃんの事、信じてるもん」
大野さんに信じてもらえてる…それが本当なら嬉しいことだけど…
「…なんで雅紀にそんな事わかるんだよ」
「ん?わかるから?」
「だからなんで…」
「俺が翔ちゃんを信頼してるのと同じように、大野さんも翔ちゃんを信じてるよ
俺と大野さんは似てるからね?」
「似てる?」
「そう。普段から喋ることの出来ない動物と接してるだろ?
だから、感じることが出来るんだよ
相手がどんな性格で、何を思っているのか」
「え⁉︎お前、そんな特殊能力持ってたの⁈」
「特殊能力じゃないけど
動物に近い感覚を持ってるんじゃないかな?
犬好きな人は、犬もわかるっていうのと同じ」
「そうなんだ…じゃあ、俺もそのうちわかるようになるかな…」
ジュンに視線を落とす
「なるなる!ジュンの考えてること、わかるようになるって!」
「ふふっ…そっか…楽しみだな…」
「わんっ!」
ジュンの頭を撫でると、ジュンが嬉しそうに鳴いた
「それに、大野さんが考えてることもね?」
「え?」
「くふっ、楽しみ〜♪」
なにが?