Happiness day
第1章 いつまでも
智くんの後についてキッチンに入る
智くんは冷蔵庫を開けると次々と皿を取り出す
「すごっ…何品作ったの?」
「そんな驚くなよ
手の掛かる物は作ってないから」
そうは言ってもツマミが2品、サラダとローストビーフ…それに刺身まである
「ご馳走じゃん」
「今日、知り合いの漁師さんから魚が送られて来てさ
刺身にして翔くんに食わせてやりたいなって思って」
キッチンの床を見るとクーラーボックスが置いてあった
「ありがとう…でも、呼んでくれれば智くんの家に行ったのに
大変だったでしょ?荷物持ってくるの」
「タクシーで来たから全然…」
智くんと一緒に料理を運びソファーに座る
「あ、そうだ…ちょっと待ってて」
智くんは再びキッチンに戻って行った
戻って来た智くんが手にしていたものはシャンパン…
「ご馳走にシャンパンって、何かお祝いみたい…」
「まぁね…はい、グラス持って?」
智くんに渡されたシャンパングラス
「え?本当にお祝いなの?」
グラスを受け取るとシャンパンが注がれた
「そうだよ?覚えてないの?今日がなんの日か」
ふたりの誕生日は勿論違うし
嵐のデビューに関係する日でもない…
いったい何の日?
智くんがわざわざ家に来てまでお祝いするような日を
俺…忘れちゃってるの?
智くんは冷蔵庫を開けると次々と皿を取り出す
「すごっ…何品作ったの?」
「そんな驚くなよ
手の掛かる物は作ってないから」
そうは言ってもツマミが2品、サラダとローストビーフ…それに刺身まである
「ご馳走じゃん」
「今日、知り合いの漁師さんから魚が送られて来てさ
刺身にして翔くんに食わせてやりたいなって思って」
キッチンの床を見るとクーラーボックスが置いてあった
「ありがとう…でも、呼んでくれれば智くんの家に行ったのに
大変だったでしょ?荷物持ってくるの」
「タクシーで来たから全然…」
智くんと一緒に料理を運びソファーに座る
「あ、そうだ…ちょっと待ってて」
智くんは再びキッチンに戻って行った
戻って来た智くんが手にしていたものはシャンパン…
「ご馳走にシャンパンって、何かお祝いみたい…」
「まぁね…はい、グラス持って?」
智くんに渡されたシャンパングラス
「え?本当にお祝いなの?」
グラスを受け取るとシャンパンが注がれた
「そうだよ?覚えてないの?今日がなんの日か」
ふたりの誕生日は勿論違うし
嵐のデビューに関係する日でもない…
いったい何の日?
智くんがわざわざ家に来てまでお祝いするような日を
俺…忘れちゃってるの?