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Happiness day

第8章 伝えたいこと

櫻「な、んで…智くんが?」

俺のこと好きなんてありえない

相「あのね?翔ちゃん、俺たちからしてみれば
なんで翔ちゃんは今まで気が付かなかったの?
って思うんだけど」

苦笑いする相葉くん

櫻「へ?」

どう言うこと?

松「リーダー、結構アピールしてたと思うんだけど…」

これまた苦笑いの松潤

二「まぁ、口下手な人だから?
いつまで経っても肝心な一言を伝えないし
翔ちゃんは翔ちゃんで
仕事に関しては人を引っ張って行くタイプなのに
こと、人間関係となると照れ屋さんだから
自分からは気持ち伝えないしね」

同じく苦笑いのニノ

俺の気持ち…バレてた?

松「これだけお膳立てしてやったのに
それでもリーダーが動かなかったらどうしようかと思ったけどさ」

相「ようやく纏まってよかったよねぇ」

二「ほんと、手の掛かるおじさんたちですよ」

櫻「お膳立て?」

松「あ〜、あのふたりなら連絡しなくても大丈夫だから」

二「今回は大野さんを煽る為に協力して貰っただけなんで」

大櫻「「はっ⁉︎」」

協力?

櫻「どこから⁉︎」

二「もちろんふたりで翔ちゃんを取り合いした所から
あのふたりはあくまでも翔ちゃんを尊敬してるだけなんでね」

櫻「なんだ…」

ホッとして力が抜けた

松「残念?」

櫻「違うよ!安心しただけ
あのふたりを傷つけずに済んだから」

相「翔ちゃんは優しいねぇ」

相葉くんに抱きしめられ、頭をグリグリされた

二「相葉さん、やめた方が良さそうだけど?」

相「なんでよ」

松「前見ろって…」

相葉くんとふたりで前を見ると
智くんが不機嫌そうに俺たちを見下ろしてた

相「あっ!ごめん、リーダー」

相葉くんが慌てて離れていく

二「それでは、我々は退散しますか」

松「そうだな、あとはおじさんふたりで…」

櫻「何度もおじさん言うな」

松「ははっ…じゃあ、お疲れ」

二「お疲れさま」

相「お疲れ〜、今日は旨い酒が飲めそうだなぁ」

3人が楽屋を出て行った

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