テキストサイズ

Liar × Lover

第2章 Between the sheets





「 その様子じゃ大丈夫…でもないか。
とりあえず、これ使って。」 


そう言い、彼は鞄から
ハンカチを差し出してくれた。






「 ありがとうございます………。」

私は彼からハンカチを受け取り
涙を拭く。



誠斗さんは優しく微笑んで
私の頭をポンポンと撫でてくれた。







スーツ姿に通勤鞄。

時刻ももう21時になろうとしているし
おそらく誠斗さんは仕事帰りだったのだろう。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ