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Liar × Lover

第2章 Between the sheets






「 とりあえず心月ちゃんのためにも
人目がつかないとこに行こうか。
うちの家すぐ近くなんだけど、来る?」









たとえ実の兄とはいえ
彼氏以外の家に安易に上がっても
良いのだろうか。




以前の私なら、おそらく
そんな事を考え断っていただろう。













けれど、私は誠斗さんのその言葉に対し
小さく頷いた。









とりあえず、今は1人になるのが嫌だった。



少しでもいいから
誰かの温もりを感じていたかった。


 

  
 

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