テキストサイズ

Liar × Lover

第6章 Sherry





色っぽくて、まっすぐに
私だけを見つめてくれる誠斗さんの漆黒の瞳。



けれど、それはあまりにも綺麗過ぎて
どこか憂いを帯びているようにも
感じられた。











頬に触れていた彼の指が
今度は私の唇に触れた。

ゆっくりと、キスを焦らすみたいに
私の唇をなぞっていく。






くすぐったくも気持ちいい感覚が
私の理性を刺激する。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ