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ローターとバイブと弟と私

第8章 8.体勢

だんだんとバイブ君の使い方とコツが分かってきて、快感レベルが高まる。
グインッグインッと唸るモーター音に加えてビチャビチャというローションの音が鳴るところも、臨場感があってGOOD!!

私の中に入った振動体は、膣壁を伝って全身の内蔵と骨にバイブレーションが広がる。
大げさな表現ではなく、ホントに《脳天にまで快感が突き抜ける》のだ!!

しかし、リアルな男でもこんなトリッキーな動きはできないはず…。
到底人間のできるパフォーマンスではないのだ。
私は、このとんでもないセックスモンスター恐怖を感じながらも、波状攻撃で押し寄せる強い性の喜びに沈溺した。

ただ、手を離すとミサイルになっちゃうし、手で持ったままではどうも体勢がしっくりこない。
枕を置いてみたり、横向きになったりしてみたが、これというポジショニングを見つけることができず、試行錯誤を繰り返した。


そしてついに私は発見したのだ!

挿入したバイブの土台側に《かかと》を当てて固定するのだ!!

そう、あのゴルゴ松本の持ちネタ《命》のような体勢に似た形である。

《命》のポジションは両手が自由になる。
より臨場感を高めるために、着ていたトレーナーを脱ぎブラを外して全裸になり、フリーになった両手でおっぱいを弄った。

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