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ikumiの体験

第1章 おいたち

1980年日本。
ikumiは九州のとある町に産まれる。生後すぐ両親は離婚、引き取り手であった母親はikumiが4歳の時に他界。以後、施設で育つ。しかしその施設も金銭不正から閉鎖に追い込まれ、幼くして裏社会の秘密結社構成員として育成を受ける。

時は流れ、
1998年。
ikumiは結社の構成員の暗殺部隊の員としての一面を持ちながら、表向きは高齢者介護施設の介護士として勤務。
結社暗殺部隊には様々な専門部隊が存在する。銃撃、剣撃、拳打など自身が得意とする技術を磨き上げる武術集団。ikumiが得意とするのは接近戦とくに拳打による一撃必殺術を持つ。
結社部隊の主たる任務は海外マフィアによる財界人、政界人、政府要人の襲撃に備えた護衛、排除を目的とする捜査を担当する。
また、この結社の存在、活動、事件は政府の情報コントロール下にあり一般社会に認知されることはない。
いわば、SPとは異なる政府直轄の秘密部隊である。

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