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うっすらと眼を開けながら男二人の装備を確認する。
武器は持っていないようだ。
「へへ、まあ俺たちのお楽しみはナクルス様が飽きてからだからな」
「どうだ？先にやっちまうか？」
「…ああ、それもいいな。やっちまおうぜ」

男たちはikumiを犯すつもりらしい。
男たちが自分の履いているズボンのベルトに手をかけた瞬間だった。

ゴキッ！！
「ごおっ！！」
「な！、こいつ、おごおおおっ！！！」
ikumiの超高速な回し蹴りが寝た状態から男二人の頸部を完全に捕らえた。
それぞれ一撃で首の骨を砕いた。
ikumiは素早く男が着ていた服を脱がすとそれを着用した。

ローカに出ると左右に長い通路が伸びている。
ikumiは男たちの足音が聞こえてきた方向に静かにそして素早く移動を開始した。