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ikumiの体験

第5章 脱出

ブチ

ロープが切れた。
しかし部屋には鉄の扉がついており、扉の向こう側の状態はわからない。
不意にコツコツと靴の足音が聞こえてくる。
足音は2つだ
(誰かが近寄ってくる。ナクルスか)

部屋の前で足音は止まった。
ikumiは意識を戻したことを隠すため、静かに元の状態に戻り眼を閉じた。

ガチャ

鍵が解除され扉が開いた。
「おお、まだ目覚めてないようだな。」
「ああ、」
二人とも男の声だ
そういうと、足音が近づき、ikumiの体の前で立ち止まった。

「おい、」
男はつま先で軽くikumiの乳房を蹴る
「おー、しかしこいつぁなかなか可愛い顔してるじゃないか」

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