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ikumiの体験

第7章 罠

本部に戻った翌日、ikumiはカンマー暗殺が失敗に終わったことを報告した。
現在ikumiが所属しているのは、女性暗殺部隊。ikumiは自分の上司である京子にだけは自分が受けた拷問についても報告をした。
京子は35歳、身長は165センチ、メリハリのある体型で性格は男っぽくショートカットでまさに隊長と呼ぶにふさわしいたたずまいをしている。
女性部隊の隊員には憧れの存在であった。

「そうか、お前が失敗した上捕まるとは、相手はよほど強力な奴なんだな。」

「はい。打撃力そのものも同等かそれ以上です。体捌きとスピードは並外れていました」

「お前もスピードには自信があったろう。」

「はい、ですがスピードに関しては私よりも上だと思います。」

「そうか、しかしこのままでは日本で起こっている抗争は終わるどころかさらに激化するだろう。それを阻止するにはやはり奴らを消す以外に方法はないだろう。」

「はい。」

「どうするか…。」

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