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左手で受けはしたものの、力の入らない左腕のガード力は十分ではなく、そのまま横方向に蹴り飛ばされ、中腰姿勢のまま横の壁に叩きつけられたayaka。

壁に叩きつけられひるむayakaの髪を掴み引き起こすと、そのまま膝で腹部を蹴り上げた。
「うごっっっっ！！！！」

華奢な体がくの字に曲がり腰を上にして、浮き上がる。

「もう一発あげようか、、ほら！！！！」

浮き上がった体が落ちてくるのと同時に、さらに膝で蹴り込むナクルス。


「やめろーー！！！！」ikumiが叫ぶ

「がはぁっっっ！！！！」

カランという音と共にayakaのナイフが床に落ち、同時にayakaも床に打ち付けられる。