無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　身体がグイッと足元に引かれて、身体が里井の影に覆われる。両脚の間が圧迫される。
　
「ううううう、あああ……」
　
　身体が開かれる甘い痛み。熱を帯びたそれはニュルっと奈々葉に収まる。里井の体温と強い脈動を奥に感じたような気がした。吹き出した汗がシーツに染み込んで気になる。
　
「……大丈夫か」と言う里井の声に奈々葉は小さく頷いた。

「じゃあ、動くよ」

　それを合図に里井が更に奥へと入ってくる。ゆっくり、ゆっくり身体が奥が開かれる。
　
「あああ……ハア、ハア、んんんう、部長のが……、部長が……いっぱいになってる……」
　
　奈々葉は身体を起こした。
　
「キス……キスして……」

　里井の舌が生き物のように奈々葉の舌を探り始める。奈々葉の舌を絡め取る。

「ああ、んん……」

　奈々葉も里井の舌に自分の舌を絡める。ジュルジュルと泡立つ唾液が入れ替わる。

　里井が更に奈々葉の奥に入る。

「あんんん……。くうっ」

　はむっ……。

　固くなった胸の膨らみを手のひらで揉みほぐされる。指で、爪で押し潰される甘い痛みが背を駆け抜ける。