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だって好きなんだもん

第3章 波乱の競技大会 Allside

N side
ありえない…ほんとありえない…
推薦したやつまじで呪う…

「にの……そんなになら俺のサッカーと変わろうか…?」

「いいよ…潤くん……今更面倒くさいし…」

ほんとこんなはずじゃなかったのにな…
外野でのんびりして、まーくんの応援して、穏やかに終わらせるつもりだったのに…

騎馬戦なんて目立つ競技に出ることになるなんて…

「まぁ、でも騎馬役はラグビー部とか柔道部だから安心ではあるけどな」

「そこじゃないんだよぉ……」

騎馬役の上が怖いとかじゃないんだよな〜
翔ちゃんじゃあるまいし←

男子校だから騎馬戦なんてみんな気合い入れるし…目立つし…

とにかく目立つのが嫌なんだよな〜
そんなキャラじゃないし…

体重が軽そうで選ぶってどういうこと!?

…………まーくんはなんて思うかな…

"騎馬戦出るの!?ダメ!!!!!
危ないよ!!!!!"

もしくは

"騎馬戦か〜気をつけないとダメだよ?
ちゃんと練習しなよ?"

…………前者だな

まーくんたまにびっくりするくらい過保護なときあるから

俺が中学の時学校行事で山登りするってなった時も、危ないって散々騒いでたからな

でもその過保護なまーくんもまーくんらしいというか

物心ついた頃にはまーくんはずっと俺に対して散々甘やかしてきたし過保護だったし

俺も俺で何かあるとまーくんまーくんだし

似たもの同士なんだよ結局

なによりそんな関係が心地いいんだよな…
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