ぼくの奥さんは、今夜猫になる。
第1章 ぼくの奥さんは猫だ。
「うーーん……」
ミイが大きく伸びをした。しなやかな背筋を反らせ、筋肉で引き締まったお尻を突き出す。そして、括れた腰を左右に捩る。ロングのスカートのフリルがヒラヒラと波打つ。
ミイは小さな医院の看護師で、今は僕の奥さんだ。スタイルはいいが、身長は高い方ではない。
ミイがそのお尻をフリフリしているときは発情しているらしい。
「ネコみたいだね」と言うと、クリンと丸い目を細め、ニャアと鳴きながら僕に擦り寄る。
「あなたア……」と、ミイが僕にすり寄ってきたかと思うと鼻にかかった声で甘えてくる。
彼女のお尻に鼻先を近づけて、その割れ目の匂いをクンクン鼻を鳴らして確かめる。スカートの生地越しに僕の鼻の奥に広がる甘酸っぱく乳酸菌飲料を水で薄めたような匂いは、彼女が僕を求めている時の匂いだ。
ミイが大きく伸びをした。しなやかな背筋を反らせ、筋肉で引き締まったお尻を突き出す。そして、括れた腰を左右に捩る。ロングのスカートのフリルがヒラヒラと波打つ。
ミイは小さな医院の看護師で、今は僕の奥さんだ。スタイルはいいが、身長は高い方ではない。
ミイがそのお尻をフリフリしているときは発情しているらしい。
「ネコみたいだね」と言うと、クリンと丸い目を細め、ニャアと鳴きながら僕に擦り寄る。
「あなたア……」と、ミイが僕にすり寄ってきたかと思うと鼻にかかった声で甘えてくる。
彼女のお尻に鼻先を近づけて、その割れ目の匂いをクンクン鼻を鳴らして確かめる。スカートの生地越しに僕の鼻の奥に広がる甘酸っぱく乳酸菌飲料を水で薄めたような匂いは、彼女が僕を求めている時の匂いだ。