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ぼくの奥さんは、今夜猫になる。

第1章 ぼくの奥さんは猫だ。

「もう、出そうだ」
 
 身体の奥が熱くなる。
 
 ミイは胸を布団に押し付けて、しなやか腰を更に高く上げる。俺に絡みつく彼女の膣が窮屈になる。
 
 僕は腰を引いては突き出す。その度に二人の肉体がぶつかる部分に二人の汗と粘り気の飛沫が飛散った。
 
 熱く焼けたようなペニスが噴射を開始した。尻の筋肉を締めるが、あとの祭りだった。生温い彼女の奥がキュンと引き締まる。
 
「あ、……ああ……ん……あ……出る、でる、デル……」
 
 僕の頭の中に稲妻が弾けた。

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