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死角関係~女3男1の四角関係~

第2章 私は男を見る目がある

華子との食事を終えて帰宅すると
徳井先生が合鍵で部屋に入っていて
玄関先で私を出迎えてくれた。


「環奈、おかえり」

「ただいま」


“チュッ”


「ワイン飲んできたの?」

「ぅん。華子とね」


めっちゃ幸せ。

これじゃまるで新婚夫婦。

それが現実になると確信している。

付き合って日はまだ浅いけど
プロポーズされるのも時間の問題。

私は今年で33歳。

いい頃合いに最良の人と出会えた。

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