テキストサイズ

死角関係~女3男1の四角関係~

第2章 私は男を見る目がある

「へぇ。翔馬は足元にも及ばないってわけか」

「あったり前でしょ。翔馬には悪いけど
利用させてもらっただけ。
これで私が翔馬には全く気がないって
分かってくれた?」


あのインスタは効果覿面だった。

徳井先生はめっちゃ嫉妬してくれた。


「分かった、分かった。
けど…不思議じゃなかったの?
その徳井先生とやらは」

「え?不思議って?」

「百戦錬磨の環奈が見初めた完璧男なのに
女の影は無かったの?」


なるほど…そう来たか。


「それが全く。看護師たちもも完全にスルー。
徳井先生の魅力が分からないんじゃない?」

「ま、私も徳井先生と面識ないけど」


出会うべくして出会った
徳井先生と私。

これは運命。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ