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風に吹かれて

第4章 信じるって

青い沼に落ちてから、切ない、苦しいはあまりない、と書いた。

つまり少しはある。

その少しがどのくらいの威力かと言うと、夜に眠れなくなるくらいには破壊力がある。

イイ年をして芸能人のファンになり、彼のことで心も頭も占領されて。
彼が傷ついていないか、苦しんでいないか、悲しんでいないか、心配で、夜も眠れない自分。

を冷静に見た時。
本当に心の底から、アブナイ、ヤバイ人だなぁと思う(笑)。



沼に落ちてからわかったけれども、芸能人のファンで居るって、胆力を試されるようなことが多い。

結局は本人の言葉しか信じない、と固く思っていないと惑わされる。

もう二度と、ファン(自分もその中の一人)の行動で彼を傷つけてはならない。

そう、肝に銘じている。



だけども、だ・け・ど。



ファンは自担の言葉を信じるが、ファンでない方々は報道を信じるわけで。

そんでもって、軽い感想としていろんなことを言うわけで。

その悪気の無い軽い感想がまた、マスコミによって世間はこう思っている、みたいに増幅されて、結果、ファンが傷つき、自担が傷つく。

彼らが言えないことも多いのを良いことに、まんまと狙い通りという(くっそ~)。



全く動じないファンもいれば、翻弄されて苦しむファンもいる。
動じない人の方が少ない。

相手が芸能人でなくたって、恋人や家族のことになれば冷静さを失ってしまう人は沢山いる。

大切な、大好きな人に関わることで、本当に肝を据えて物事を見極められる人は、多分そんなにいないと思う。

感じ方は人それぞれなのだから、今回のような本人からの報告があっても、受け入れるまでにかかる時間だって、それぞれ違う。

そう思うと、苦しくて呪いの言葉を吐き出さずにはいられない人たちを、責める気にはなれない。



そんなの有り得ない、と直感で思う時、ならばその報道は造られたものの可能性が高い、と私は考える。

あれを彼女本人がやったという証拠は?
彼女は本当にそういう人なのか?

ファンには知りようもない。

打算で動く人、目的の為なら人を傷つけても平気な人、自分が優越感を得る為だけに他人を見下してこき下ろす人、お金になることは何でもやる人。

実際にいるから。
決めつけてしまいがちだけど。



人を信じるって、怖くて難しくて。

だからこそ尊いのだろう。

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