快楽の籠
第4章 包み込まれて
ドアの先に待ち受けたもの。
エレベーターのドアがある狭い空間だった。
先に進むには、乗るしかないのか。
エレベーターのドアの横には、上向きのボタンしかない。
先ほども階段を登ったし、上にまたあがるのか。
ボタンを僕は押す。
ドアが空くと、中はかなり広く、絨毯が敷いてある。
その真ん中に、黒いガーターを羽織った女性が立っている。
背中に届く黒髪を緩くまとめており、涼しげな瞳と薄くピンクに塗られた薄い唇。
スレンダーだが、その胸の膨らみは大きく、欲情的な張りを主張している。
吸い寄せられるように女性の前に立つと、
エレベーターのドアが閉まった。
静かな空間に、全裸の僕と女性だけ。
その、いかがわしい空気に唾を飲み込むと、ものが反応してビクビクと動いた。
女性は腕を組んでこちらを見つめた。
表情は変わらないが、舐めるように僕の上から下まで見渡す。
「ナツキ。。」
女性は言った。
「私の体で感じさせてほしい?」
ふらっと思わず後ろに傾いたとき、エレベーターは止まってドアが開く。
たどり着いたのは、一面やはり絨毯に敷き詰められ、ベッドが置かれた部屋。
壁紙は紺色に染められ、装飾品はない。
ただひとつ、モニターがあり、そこに女性の静止画が写し出されている。
あれは。
絵画や写真の女性。
今度は大分大きくはっきりしている。
あと少しで思い出せそうなのだが。。
と、胸を押される。
ナツキがポンと押したのだ。
僕は倒れこむと、ベッドに受け止められる。
足はベッドの下に曲げて伸ばされたまま。
僕が顔をあげると、ナツキが近づいてくる。
ナツキは、ガーターを上半身だけ下ろす。
露になったのは、白い肌と、その中心で張り出す二つの膨らみ。
「してほしいんでしょ。。」
エレベーターのドアがある狭い空間だった。
先に進むには、乗るしかないのか。
エレベーターのドアの横には、上向きのボタンしかない。
先ほども階段を登ったし、上にまたあがるのか。
ボタンを僕は押す。
ドアが空くと、中はかなり広く、絨毯が敷いてある。
その真ん中に、黒いガーターを羽織った女性が立っている。
背中に届く黒髪を緩くまとめており、涼しげな瞳と薄くピンクに塗られた薄い唇。
スレンダーだが、その胸の膨らみは大きく、欲情的な張りを主張している。
吸い寄せられるように女性の前に立つと、
エレベーターのドアが閉まった。
静かな空間に、全裸の僕と女性だけ。
その、いかがわしい空気に唾を飲み込むと、ものが反応してビクビクと動いた。
女性は腕を組んでこちらを見つめた。
表情は変わらないが、舐めるように僕の上から下まで見渡す。
「ナツキ。。」
女性は言った。
「私の体で感じさせてほしい?」
ふらっと思わず後ろに傾いたとき、エレベーターは止まってドアが開く。
たどり着いたのは、一面やはり絨毯に敷き詰められ、ベッドが置かれた部屋。
壁紙は紺色に染められ、装飾品はない。
ただひとつ、モニターがあり、そこに女性の静止画が写し出されている。
あれは。
絵画や写真の女性。
今度は大分大きくはっきりしている。
あと少しで思い出せそうなのだが。。
と、胸を押される。
ナツキがポンと押したのだ。
僕は倒れこむと、ベッドに受け止められる。
足はベッドの下に曲げて伸ばされたまま。
僕が顔をあげると、ナツキが近づいてくる。
ナツキは、ガーターを上半身だけ下ろす。
露になったのは、白い肌と、その中心で張り出す二つの膨らみ。
「してほしいんでしょ。。」