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体はどこも拘束されていないのに。
心は、感じたいという気持ちで拘束されていた。

ベッドに倒れる僕の下半身に、ナツキはゆったり近づいてくる。
怒張した肉棒は、まだなにもされていないのに血管を浮き出して脈を打つ。

「大きくして、準備万端」
ナツキはそっと手をかざすように肉棒に触れてくる。
敏感な先っぽを、撫でられて腰がはねあがる。

あう、ぐぐ。

「触るだけでも気持ちいいのね。でも、違う感触でしましょ」
肉棒からはすでに透明な液体が流れ出していた。
ナツキは顔をその上に持ってくると。

口から、だらっと体液を足らす。
一度ではなく、二度、三度。
ぬめりけたっぷりに肉棒を濡らす。

生暖かな感触。
僕が呆気にとられていると。
ナツキは、手で自分の胸を寄せあげる。

肉棒は、二つの膨らみに飲み込まれた。
女体の柔らかい肌と肉が、ぎゅっと締め付けてくる。
ナツキは、膨らみをささえ混むようにし、もう一度体液を口から垂らした。

甘ったるい皮膚感触。
僕が包まれる興奮にどくんと腰を振り上げると、ずりゅっとナツキに擦れる。
わずかに先っぽだけがそこからつき出す。

白からピンク色に高潮したナツキの膨らみ。
ナツキは両手で自分の胸を揉みしだくように、動かす。
赤黒くひくつく肉棒に、滑らかな快感がつぎ込まれる。

はあ、はあ。

自分の肉棒が、膨らみに擦られて異様な興奮をもたらす。
ナツキの谷間に突き刺さったものを、腰を振ってめり込ませる。

「腰を自分で動かして。いやらしいのね」
ナツキは胸を今度は上下に動かして、肉棒をこすりあげる。

体液が滑らかにして、甘ったるい蕩けそうな快楽。
ずりゅっと、ねじ込むように僕は激しく腰を振る。

「柔らかくて気持ちいいの」
ナツキは自分の胸を揺すりながら、微かに飛び出す先っぽにキスをした。