無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私は意を決して怪しげな部屋の入口まで行き、中を恐る恐る覗き込んだ。教室の窓ガラスは全て目張りされていて外から中を見ることは不可能だった。教室の四方が暗幕で覆われていて教室内部は真っ暗だった。（そうか。確かこの教室はパンフレットによるとプラネタリウムと書いてあったぞ。）私は再び合点がいった気がした。暗幕で覆われているのはそのためだったのだ。時々オレンジ色の光の点滅がした時だけ教室内部が明るくなり、一瞬だけ見える。天井を見上げるとクリスマスツリーに巻き付ける小さな電気付きのコ-ドが張り巡らされている。先程廊下で見た光の点滅の正体はこれだったのである。漆黒の中、目が慣れてくるにつれて、教室の真ん中あたりに生徒の机が5つ6つ並べてあり上からテ-ブルクロスが掛けられているのが分かった。再びライトが点滅し、教室内部が明るくなった瞬間、私の目に3人の女子高生が並んで立っている姿がはっきり見えた。膝丈まである紺のスカートを履いている彼女達は間違いなくこの高校の女子高生だった。と次の瞬間、教室は再び漆黒の闇に包まれた。お昼前休憩室で私に声をかけてきた子も3人の中にいた気がしたが何しろ一瞬の光の点滅のときのことなので記憶が心もとない。何度目かの光の点滅後、私はようやく3人の女子高生のそれぞれの顔立ちや容姿の特徴を掴むことができた。向かって一番右端の子の顔立ちを女子アナに例えるとテレビ東京の田中瞳アナにそっくりだった。真ん中の子はフリ-アナの新井恵理那アナにそっくりだった。一番左端の子は新垣結衣そっくりだった。次に容姿を見てみよう。瞳、恵理那、結衣に共通していることは皆豊かな胸を持っていることだった。制服をあそこまで押し上げているものの正体を私は確かめたいと思った。次に腰回りを見てみよう。3人ともしっかりとした臀部を持っていた。すると瞳が「私達、テニス部の3年生同期なんです。高校最後の文化祭だから何か特別なことをしようって相談してたんです。」（毎日、コ-トを走り回って体を鍛えているからこれだけしっかりとした腰回りになるのだな）私は彼女の話とは関係ないことに合点がいった。そして3人ともスカートの中に発達した大腿部を持っていることは容易に想像できた。