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森の中

第3章 3 キス

「あ、やだ」
「いやじゃないだろう。こんなに汁だらけにして」

 男は中指を中にねじ込み、少し曲げてクリトリスの裏側のGスポットを刺激し始めた。優しく圧力をかけてくる感覚に瑠美は呻く。
 しばらく指でいじられた後、男はクリトリスに口づけし舌先で転がした。

「ひっ」
「もういきそうなのか。だらしないな」

 唇を離して刺激をやめられ瑠美は切なくなり身をよじった。

「ああ……。うう」



 
 少し時間を置かれ、また舌先でもてあそばれる。いきそうになる寸前に止められ瑠美はおかしくなってしまいそうな気がしていた。

 (アソコがずきずきする……)

「お願いです。もう……」

 懇願する瑠美に男は鼻で笑いながら言う。

「ちゃんと言いなさい。クリトリスを吸っていかせてください、って」

 恥ずかしくて言えない瑠美をじらしながら男は入れている中指を早く前後に動かした。グチッグチと粘った水の音がする。

「くっ、んん。うぅ」
「早く言わないとやめるよ」

 瑠美は観念して目を閉じ横を向きながら
「クリ……トリスを吸って……いかせてください……」
 と、喘ぎ喘ぎ言った。
 男は中に入れている指でかき混ぜながら、下からねっとりと愛液を舐めあげクリトリスを吸って舌でくるくる回した。

「ああん。あっ、あ、あはん、んん、んふっ」

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