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レズビアン。始めました。

第3章 運命の出会い

「郁子ちゃんは、同居とかはしたことあるのかな?」


「私は、いつも一人暮らしはしたことはあるけど・・・
同居はしたことがないよ・・・あるなら家族ぐらいだし。笑」


「そっか・・もし、もしよかったらなんだけど
ルームシェアなんて・・考えてもらうことはできないかな」


いきなりの無理難題にとまどう郁子


「うん・・・・面白いっちゃあ面白いけど

今のこの家の状況でどうできるかは・・なんともいえないかもしれない・・」


「そ・・・そうだよね・・・」


悲しそうにうつむく由愛に


心配そうにする郁子は


「なんか、面白そうだし
考え見るだけみてみるよ!!」


すごくノリのいい子だった。


そんな郁子に安心しきった由愛は


ちょっとテンションが高くなってきたのだった。


私は、この地獄な生活から抜け出したい・・


抜け出して自由な世界にいきたい・・・


由愛の願いは思わぬ方向へと、変わっていった。

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