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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第1章 初めて…

「はぁ、はぁ…も、ゆるしてぇ…」



「許してあげるよ。君がイッたらね」



耳元でささやくように言われて、ビクンッと震えた。



熱い…



何かが、来る…



あぁっ…



来ちゃう!



「あああっ!志桜さん!ダメ、ダメェ!」



ビクンッ!



体が大きく反り返るように跳ね上がった。



「いやああああっ!」



ビクビクビクビク…



ビクンッ、ビクンッ、ビクンッ…



止まらない。



体が勝手に跳ねる。



「ああああああっ!」



ビクビクビクビク…



頭の中が真っ白になる。



何も考えられない。



志桜さんはようやく指の動きを止めてくれた。



刺激を感じなくなると、あたしの体は力が抜けて、ただ荒い呼吸を繰り返した。



「あ…はぁ、はぁ、はぁ…んっ!」



「優依、可愛い」



彼はクスっと笑って軽く口にキスを落とした。



あたしはもう完全に力が抜けてしまって、ただ彼のキスを素直に受け入れた。






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