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ワルキューレの朝ごはん

第2章 化学反応

快活な丸い目をした小太りの
オジサンが廃墟で惰眠を貪っている家出少女を偶然目にして
刑事を装って揺り起こす。

(し(。・△・)ノシ(・・∬∂)?

肉屋に連れて帰って2階に閉じ込め、扼殺して肉切包丁で切り裂いて「今朝処分した子牛のお肉」として店頭にぶら下げる。

いったん裸にして倒した椅子に尻立後手縛りに結わいつけた
以上は再び巷(ちまた)に放つと云う訳には行かないからだ。

Σ(し(。=△=)P。。(∂∬・・)。

フリッツ・ハールマン事件の牛のお肉にならずに助かった

退廃に逆らう術もなく身を委
ねながら人を殺し、人肉を喰う寸前の状態に追い込まれる

と云うことも自ら狂気の世界に前のめりにのめり込んでしまうと云うことも有り得るだろう。

絶対有り得ない=大体有り得る

エロチシズムの錯乱、痴情の縺(もつ)れ、それでいいんだ、

誰も何も間違っちゃいないさ。

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