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ヌードモデルは揺れる

第5章 裸で最後までいきました

自分を慰めるヌードヨガの悦楽も知った私の体だが、
他から与えられる刺激に飽きているわけではない。

チャンネルを切り換えるように、裸体は最適なモードで応えている。

進化した彼のテクニックに蹂躙されるのではなく、ともに高めあえる体になっていた。

「うぐっ、うぐっ、あっ、ああー、……もうだめ、いく、いく、いっちゃう」

たまらず私は崩れ落ち、彼におおいかぶさった。

彼は、動きを止め、私のお尻を持ち上げた。
──彼のものが抜けてしまった。

お尻を高く突きだした姿勢がたまらなく恥ずかしくて、かろうじて膝立ちの姿勢に変えた私の下から、彼が這い出た。

どうするの?

私は腰を抱えられ、ベッドから床に降ろされた。

二本の足で立つことになった私は、少しよろめいた。

彼は正対して立った。
まだ裸身を鑑賞したいのだろうか?

違った。
すこし荒々しく、彼がお尻をつかんできた。

「あっ」

その時、じゅるり。
体内で反応があった。
私は潮を噴くらしい。

でも、どうしようもない。

私は、彼の愛撫を全身で待っていた。

どんな形で果てるのか、想像もできないままに、溢れてくるものが一線を越えるのを感じながら。
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