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愛が、メロディにのって

第1章 愛が、メロディにのって

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 わたしは、気持ちよくなって、望さんにしがみつきました。
 「ウーン」
 と、悩ましい声が出てきます。
 わたしの悩ましい声を聞いたからでしょうか、望さんがキスをしてくれました。
 わたしは、望さんの唇がほしいと思っていましたので、嬉しくて望さんの唇を吸いました。
 望さんのあれが、わたしのあそこの入り口から、またゆっくりゆっくり、奥のほうに進んできてくれます。
 わたしのあそこの奥で優しく押して、撫でながら入り口まで戻り、入り口でゆっくりまわし、また撫でながら、奥まで進んできてくれるのです。
 それを、くりかえしくりかえし続けてくれます。
 そのうち、奥で押してくれるよりも、入り口でまわしてくれるよりも、望さんのあれで、わたしのあそこの中を優しく優しく撫でてもらうほうが、気持ちよくなってきました。
 望さんのあれで、優しく優しくでも力強く、わたしのあそこの中を撫でてもらっていることの嬉しさもあって、わたしは、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりました。
 わたしは、なおいっそう強く望さんにしがみつきました。
 そして、あまりにも気持ちよくて、泣いてしまいました。
 のどの奥のほうから、
 「ウーン
  ウーン」
 という、唸るようなあえぎ声も出てきます。
 望さんは、長いあいだ、わたしのあそこの中を、優しく優しくあれで撫で続けてくれています。
 わたしは、そのあいだ、ずっと泣き続けていました。
 望さんにしがみつき、しくしくとすす泣いていました。

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